【グリーンローズてがた保育園】

 昭和30年、創設者 故 片桐格が唱えた『障害』のある子もない子も『共に育つ』統合保育(インクルーシブ)の理念に基づき、社会福祉法人グリーンローズの基礎となるルーテル愛児園(昭和37年秋田県知事認可を受けたルーテル愛児幼稚園となる)を始めた。

 昭和42年ルーテル愛児幼稚園に、統合保育の理想を追求し、当初から乳幼児期の言葉の遅れ、発達の遅れを早期に発見し対応することを目指したグリーンローズ「ことば」の教室が開設された。

 のちに『ことばの教室』は、昭和47年には乳幼児期の『きこえ』と『ことば』の問題に総合的に取り組むため、社会福祉法人グリーンローズとして法人の認可を受け、第2種社会福祉事業(心身障害幼児の福祉の増進について相談に応じる事業)として事業を開始した。

 培ってきたノウハウによりグリーンローズ「ことば」の教室は、発達支援の必要な児童とその保護者のグループ支援として『どんどんひろば』を運営してきたが、借用していた秋田市立手形第一保育所が民間移管される決定を受け、平成26年4月から社会福祉法人グリーンローズが運営をする『グリーンローズてがた保育園』で引き続き保育と連携した発達支援を継続している。

~共に育つ~

グリーンローズてがた保育園では、障がいのある子どもとのふれあいの中で園児みんなが思いやりの心を持てるようになったり、保護者が、保育士や専門機関と『気になる子ども』の課題の共有をしながら学び合えるようになったりといった、まさに「共に育ち」合える保育を目指して日々活動しています。